想定される状況

外装で覆う前の外壁断熱材を検査する場合

外壁断熱材を外装で覆う直前、数枚の全景写真だけで受入確認を求められることがあります。一部の板は確認可能でも、写真から層厚、ブラケット周辺の継ぎ目、個々の固定具までは分からない状況です。

明らかにすべき事項

隠れる前の確認可能な断熱施工を点検し、実際に使用した外壁システムの設計詳細と施工資料に照らして評価します。

準備する資料

  • 外壁設計、詳細図、仕様、変更記録
  • 板材と固定具の資料及びロット表示
  • 未被覆部へのアクセスと工程別施工写真

比較・確認する事項

調査範囲を図示し、確認できる層厚、板の密着、継ぎ目のずらし、固定を記録します。ブラケットや開口部周辺を設計と照合し、隙間、損傷、湿りを記録します。写真を通り芯・階に対応させ、被覆済みで直接見ていない部分も示します。

分析で得られ得る結果

位置を特定した観察表と被覆前の是正項目をまとめ、確認済み部分と追加資料や部分的な開放確認が必要な部分を区別できます。

結論の限界

全景写真では隠れた固定具や全層の厚さは確認できません。見える範囲の調査を外壁全体に適用したり、設計計算の代わりにしたりはできません。

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